手作り味噌の天地返し
どういうわけか、手作り味噌を作ることになり…
手元に人生初めて作った「手作り味噌」があるわけで。
これ↓
作った事はないし、ましてや作り方も、味噌作りに必要な知識は全くなく、
10月の中旬に作った「手作り味噌」には、約1ヶ月後に「天地返し」というものが必要だそうだ。
始めに、味噌作りには、茹でた大豆、麹、塩、煮汁さえあれば出来るのだという。
意外と材料少なくて済むのね〜なんて思ってました。
手作り味噌の作り方を教えてくれる先生が、
「私の生徒さんでね、天地返しっていったら、袋に詰めている味噌をそのままひっくり返すだけだと思ったって言うのよ。びっくりしちゃったわ!違いますからね!中身を出して、もう一度全体を混ぜて、こねて、元に戻すってことですからね!」
内心、あーーーー、それ、私もそう思ってたよ…ぐるっと袋にをひっくり返すだけでしょ?ってね…
先生に「天地返し」って知ってますか?って聞かれた時、
おもわず、ぐるっとひっくり返すんですよね〜って言いそうになった…
言わなくてよかったよぅ。
言ったら、とんでもなく冷ーーーい視線が飛んできたんだろうな…
んで、ダメなヤツの気分に浸るとこだったなあ。
「天地返し」とは。
発酵している味噌を一旦取り出して、
もう一度、こねて混ぜて、もう一度元に戻し、発酵を進める事。
1ヶ月発酵を進めて、天地返しをやって、もう1ヶ月発酵を進める。
味噌の置かれている環境とか大豆と麹の割合とかこね具合とか、
ありとあらゆる事が原因で、味は少しずつ変わるらしい。
そこで、もう1ヶ月以上ほったらかしにしていたので、
天地返しをしなければならない時期をとうに過ぎている。
やらねばっ!
というわけで、「天地返し」をやる。
ゴミ袋を用意。机が汚れないし、作業しやすいからね。
味噌を全部出す。
混ぜて、こねる。
戻しやすいように、団子を作る。
そして、元に戻す。
だいぶなめらかな味噌に。
味味したところ、しっかり味噌の味が出てきていました。
これは、期待できるかも?ですな。
出来上がりは、12月中旬ごろ。
乞うご期待!